ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です。趣味で漢字教育士をやってます。

【心霊スポット】清滝トンネルの話【体験談シリーズ】

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夏。特に今年は猛暑ですね。

夏。怪談と納涼はつきものです。

 

かつてはいろいろな心霊スポットに足を運んでいました。

懐かしいものです。今回のテーマは清滝トンネルです。

 

本題に入る前に。

隧道(すいどう)とは、トンネルの古い言い方です。

トップのアイコンは、清滝トンネルを「清滝隧道」と言いたかっただけですね。

 

京都の西の方に、

清滝トンネルという有名な心霊スポットがあります。

嵐山よりもさらに山の方に入ったところです。

霊の目撃談は、地元民にも、勿論ネットでも広く流布しています。

 

 

 

さて、

地名で言うと、清滝トンネルは試峠(こころみとうげ)であり、国道でいうと「137号線」にあたります。

そのため、グーグルマップなどでは「清滝トンネル」と入力してもヒットはしません。

まあ、ネットではゴマンとヒットしますが・・・。

 

清滝トンネルには、下向きのミラーがあります。これがなかなか世間ではお目に掛かれないものなんです。なんせ、下向きについていますからね。

というのも、このトンネルは北側への一方通行であり、そのため南から下るには峠道を通る必要があります。

この峠道がなかなかの急勾配であり、下向きのミラーを付けることで反対側が視認できるようになっている・・・というオチなのです。

 

 

それでは以下、私の体験談です。

 

 

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大学3回生か4回生か、いつぞやの頃。

当時、私は京都の某大学に通う学生で、

__京都の学生であれば、清滝というワードは度々耳にするのですが__

オカルトに興味のあった身としては、是非一度足を運ぼうと意気込んでいたのでした。

 

たまたま友人たちと心霊スポットに行かないかと盛り上がり、そのまま勢いで行くことになったのです。私には断る理由もなく、思ってもない幸運でした。

やはり、一人で行くのは少し憚られましたから。

 

バイクを走らせ、下宿先から30分ほどでしょうか。あっという間に清滝トンネルに辿り着きました。

大学が京都の北部の方でしたので、山々は案外近いのです。

 

京都は盆地であり、夏は暑く、冬は寒いことで有名ですが、そうはいっても清滝のあたりまで来ると案外涼しいものです。

このあたりはトロッコで有名な保津峡や、ハイキングにうってつけの愛宕山など、観光地も揃っています。

ただ京都北西部、すなわち化野(あだしの)といえば、古代京都は平安の頃、風葬の地でありました。

京都の冥界と形容されるほどの土地でもあるのです。

 

別に昼間であれば、他愛もないのでしょうけれども。

夜の山々ですから、覚悟はしておりましたが、なかなかの雰囲気を放っているのでした。

トンネルの怪しい色づきは、遠目で見ている私たちを誘っているかのようで。

 

時間が時間ですから、特に地元の方も走っている訳ではなく、また、先客もいないようでした。

意を決してトンネルへ進むと、存外その中は明るく、

バイクで走っているためか、その駆動音はごうごうとと鳴り響く。

 

トンネルを抜けたら、今度は峠道へ。

意外と大したことないなと、三人で少し談笑したのち、早速峠道へとマシンを走らせるのでした。

 

峠道といっても、距離としては本当に短いものであり、あっという間に抜けてしまったのです。

しかし緊張のせいなのか、はたまた何か他の理由なのか、私は件のミラーを全く見ることなく、通り過ぎてしまったのでした。

 

「ミラー?あったで」

「戻って見てきたら?」

そんな友人たちとのやり取りの中、私は若干の気味悪さも感じながら、一人、峠道を戻ることにしたのです。

冷静になって考えれば、この判断はあまりよくありませんでした。

今になって思えば、ですが。

 

峠道はなかなかの急勾配です。私のバイクでは上がるのも一苦労でした。

一速から二速で、ノロノロと上がりながら、例のミラーはどこかと探します。

時間は掛かりませんでした。ふと闇夜を仰いだとき、「それ」はあったのです。

この地の下馬評こそ数ありますが、あのとき背中に感じたぞっとする寒気を忘れられません。

 

・・・なぜ最初に気づかなかったのか? 

 

まるで待ち構えるかのように、下向きのミラーは確かに、聳え立っていたのです。

そう私は、ずっと覗かれていたのです。

 

友人たちと合流して、そのまま皆、家路に着きました。

別に、帰りの道中何かあった訳ではありません。

しかし、最後にふと私は気づいてしまったのです。

 

 

 

 

 

 

あれ、逆走じゃね?

対向車来てたら正面衝突じゃね?

 

 

 

おあとがよろしいようで。次回、体験談シリーズその2に続く。