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ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です!漢字教育士をやってます。

2016年もあと少し!そよ風工房が勝手に選んだ今年の漢字「進」

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みなさん、こんばんは。

漢字教育士のツネザワシです。

12月も半ば!早いものです。今回の記事は、今年の漢字について。

そよ風工房のメンバーといつものように話をしていたら…今年の漢字について話題が移りました。そうです、今年の漢字は「金」!つい最近、揮毫されたはものの、読めない!と話題になりましたね(笑)

2016年「今年の漢字」 | 公益財団法人 日本漢字能力検定

 

自分なりに今年の漢字を選んでよ!なーんて言われたものだから、大急ぎで考えました。ちなみに、そよ風工房のアカウント(@soyokaze_koubou)は何人かで担当しているので、ツイート内容がときにカオスになってます(笑) そして、僕が考える今年の漢字ですが「進」です!なぜか…?!

 

今年1年を振り返ってみると、いろいろありましたね。

北陸新幹線に続き、北海道新幹線の開通。

ポケモンGOが怒涛の流行を見せる。

新元素「ニホニウム」の発表。

こち亀が連載40年で完結。

Queenの武道館ライブ。

・・・

勿論、悲しいこと、悪いこともイロイロありました。。。

デビッドボウイ、イーグルスのグレン、アースウィンド&ファイヤーのモーリス、歴史を紡いだバンドのメンバーの死…

音楽好きとしては、やはり偉大なアーティストが世を去るのは悲しいことです。。。

・・・

交通事故から災害まで、印象に残ることは数あれど、我々は前向きに考え、前へ進んでいくしかありません。

幸い、少しずつ景気もよくなってきているようです。

 

そう、今年1年は、良くも悪くも「進んだ」1年だと思います。

そして、それは自分自身もそうです。そよ風工房も、同じくです。

前進しています!

 

ですから「進」という字を選びましたが、これ1年の振り返りだけではなく、次の1年に繋げる意味合いもあります。

 

せっかくなので「進」を解説します。

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「進」という字は「しんにょう」「隹」から成り立っています。

しんにょうは、「辵(チャク)」という、一見すると、なんじゃこりゃ?という字がもとになっているのですが、実はこれ、ぎょうにんべん足の形からできているのです。

 

となると今度は、ぎょうにんべんは何かという話になるのですが、これは十字路です。大きな道が交差する形であり、つまり「行」は、いく・ゆく、ということを示す、そのまんまの漢字なのですね。

 

「隹(スイ)」はトリの形です。象形です。画像を見てみると、確かに甲骨・金文ともに、赤い部分がトリに見えますね…。なお、早速白川フォントを使わせていただきました。

http://www.dl.is.ritsumei.ac.jp/Shirakawa/search/

 

 

さてこのトリですが、実は藤堂・白川両氏で解釈が異なります。

藤堂先生は、隹を小型のトリだといっています。「鳥」も勿論、トリなのですが、これは尾の長いトリであり、隹とは異なるというのです。

一方、白川先生は、隹を占いに使うトリだとしています。この解釈のため「進」は単純に飛ぶトリではなく、戦争のため占いにトリを用い、その結果によって軍の進退を決める…すなわち進める、というちょっと難しい話になっています。

 

今回はスタンダードな解釈だと思える藤堂説を大きく取り上げましたが、漢字解釈というのは、正解はコレ!となかなか言いにくいんです。昔の資料ありきですからね。

 

でも、我々そよ風工房は、コレだけは断言します。

そよ風工房にとって、今年の漢字は「進」です!(笑)

 

それでは皆さん、今回はこのへんで!

そよ風工房の一員として、ツネザワシもこれからドンドン進んでまいります!