読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です!漢字教育士をやってます。

ツネザワシのひとりごと その二。「酒の部首」

どうも、久々の更新です。

ツネザワシです。

最近は自身の名刺を用意したり、漢字ミュージアムのボランティアスタッフに参加したり、ゆる~く動いています。

久しぶりのブログ更新です。

ひとりごとシリーズ二回目、ちゃんと続きました!!

ということで、今回は「酒」という漢字についてです。

f:id:tsunezawashi:20160826001456j:plain

◆「酒」という漢字の部首は「さんずい」ではない!

「酒」の部首…もしかして「さんずい」だと思っていませんか?

…違うんだなこれが。ではなんなのか?

正解は、上の画像をご覧の通り赤い部分です。

では、ひとりごと、スタート!

 

◆部首名でいうと「酉(ひよみのとり)」

 

部首名では、『ひよみのとり』『とり』『さけのとり』など、様々な呼び方があります。しかしここでは、ひよみのとりに統一します。何故って?

カッコイイからさ!

 

ひよみのとりは、「酒」以外にも「酢」「配」「酔」といった、身近な漢字にも含まれています。

「酉」は、音読みでは「ユウ」と読み、では何を意味する漢字かというと、そうズバリ【酒つぼ】です。酒つぼの象形ということなんです。確かに「酉」はつぼの形に見えます…よね?

そのため、お酒にまつわる漢字に多く使われています。

 

「酒」という漢字は、一見「さんずい」が部首に思えてしまいますが、あくまでも水…ではなく、酒がメインの構成要素なので、「ひよみのとり」が部首になっているのですね。

 

◆現代の子供の漢字力は、いかほど!?

 

ところで、さんずいが水にまつわる漢字の部首である、ということを最近は知らない子供も増えてきているようです。

実際、堀江中学校に訪問した際、国語の先生から、そうお聞きしました。

なかなか生徒の漢字力低下というのは悩みの種のようでした…。

※堀江中学校訪問に関しては、過去記事を参照してネ!

tsunezawashi.hatenablog.com

 

一方、実は今回の記事を書いた理由は、その子供の漢字力をよい意味で実感したからなのです。

※先日、漢字ミュージアムのボランティアスタッフに、再度参加してきたときの話です。

なお1回目に関してはコチラ!

tsunezawashi.hatenablog.com

 

 

この日は、漢字ミュージアムにて「漢字カルタ」作りのワークショップが行われました。

ワークショップについては、漢字ミュージアムの公式サイトに告知内容が掲載されていますよ。

http://www.kanjimuseum.kyoto/work/

 

小学生を対象に、部首を読み札にし、取り札にその部首の好きな漢字を書く、というものなのですが、やはり学力は学年によってまばら…なのです。

1年生はなかなか苦戦しながらも、「この漢字の部首って何~?」「これは~?」と、ワイワイ楽しみながら着手しており、微笑ましいものでした。

 

そんな中、ある3年生の生徒は上述の「酒」の部首をバッチリ理解していたものだから、私も大変驚きました。どうやら保護者の方によると、幼稚園の頃から漢字が好きで、漢字検定もドンドン受けているとのことでした。

彼は自分のペースで、何を書こうかと迷いながらも、最後まで粘り強く制作していました。

 

漢字カルタ作りに限らず、漢字ワークやプリント学習など、一見すると、はやく且つ正しく終えた生徒が優秀、と見えてしまうかも知れません。しかし、実際は全くそんなことはありませんね…!

 

酒の部首の話から大きく離れてしまいましたが、以上、ひとりごとでした。