ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です!漢字教育士をやってます。

ツネザワシのひとりごと その一。「強と弱」

こんばんは。

ツネザワシです。お久しぶりの方、ばかりですよね。

先日は「Terrible  Joke」というバンドのサポートでベースを弾いていました。

terriblejoke.bandcamp.com

 

ハイ、全然漢字と関係ありませんね。ひどい冗談です。

詳細はあまり語りませんが…友人のバンドなので、是非とも皆さん聴いてみてくださいね。

…と前置きはさておき、今回、新しくシリーズ化してみました。

ジャン!

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 ツネザワシのひとりごと

どうでしょうか。

いつまで続くかわかりませんが。

まあ、今までと打って変わって、何の漢字を紹介するかわかりやすくなりましたよね?

しかもまあ、わざとらしいぐらい、赤で強調されてる部分がまあこれはこれは。

 

さっそく行きましょう。あ、ひとりごとですからね、これは。

 

「強」は虫!?

さて漢字学会の帝王?、藤堂先生の説から。

辞書や学者の違いなどは、こちらの記事ををどうぞ。

tsunezawashi.hatenablog.com

 

 

藤堂先生、ズバリ「虫」だと述べています。

『がっちりしたからをからをかぶった甲虫』

※漢字源より引用。なおこれ、原文ママです。ものすごい、ストレートな表現ですね…。

その前に紹介しなければならないのは「彊(キョウ)」。

『彊とは、がっちりとかたくじょうぶな弓』だと説明されています。

 

ではおなじみ白川先生は??

ということで次いきましょう。

出典は、やっぱりおなじみ『常用字解』:平凡社。

 

テグスと関係があった!?

さて、白川ですが、同じように、やっぱり虫だと言っています。

なるほど。ここまではいいんですが、その虫とはなんと「蚕」。

蚕というと、アレですね。絹が取れる、アイツです。繭になるんですよね。

蚕は、歴史的にもすご~く長いこと、人間によって育てられています。

つくられたというか。

生存するための機能も低下…というよりほぼなく、人間の手が加えられないと生きられないのです。なかなか残酷な話ですが。

 

ところで。皆さん「テグス」ってご存知ですか?

太公望の皆さんは、よく聞かれることかと思います。

…太公望とは、釣りが好きな人、という意味もあります。つい…。

あの、糸ですね、透明の。ボクも浅学だったのですが、テグスというのは、どうやら蚕と関係のある言葉のようです、

ズバリ、「テグスサン」。

テグスは、テグスサンという蚕から取れる糸だったのです。

正直、英語などの外来語だと思ってました…。日本語だったんですね!

 

さて、このテグスですが、なかなかエグい作り方をしています。

まずテグスサンの幼虫の体内から、絹糸腺というものを取り出します。

そして酢酸につけて引き伸ばす。

乾かして糸にする。はい透明の糸、テグスの出来上がり!!

…という訳なんです。ネ、なかなかエグいでしょ?

※出典『大辞林』:三省堂

 

さてじゃあここで「強」とどのような関係性があるかというと。

このテグス、つよいんです。強力な糸です。

これを、弓に張ると。そうすると、通常の物より、つよ~い弓になるようなんです。

いや、まあボクも弓道部ではないので、弓のつよいもの、と言われてもあまりイメージが湧かないのですが、昔の人が使うものとしては、十分活用できた、のでしょうか?

 

なんにせよ、白川はこのような解釈をしています。

まあ「弓」自体は、弓の象形文字です、ハイ。

いろいろな地域で弓が使われており、さらには弦楽器というものがあるくらいですから、弓というのは武具としても、楽器としても色々活用されていたんですね。

拙作ですが、過去にこんな記事を書いています。

tsunezawashi.hatenablog.com

う~ん…なんだか恥ずかしくなる記事ですが、せっかくなのでまあ…。

お気づきの方も多いと思いますが、ボクは音楽が好きです。

正直、音楽にかかわる記事も書きたいぐらいですが、今はブログのネタに絡ませる程度にしています。

 

忘れてた!じゃあ「弱」は何なのさ?

完全に話題がカヤの外ですが、「弱」という字はどういう成り立ちかというと、お二方とも同じようなことを述べてます。

 

飾りのついた弓。

戦いのためではなく、儀礼用の弓なので、まあ強くない弓だと。

弱い、ってことですね。

なーるほど。

ボクの解説も、驚くほど雑になっています。

赤いチョンチョンの部分が、飾りを示しているんですね~!

なるほどね!

 

これにてひとりごとコーナーは、おしまい。

次回も何とか、続けていきます。