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ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です!漢字教育士をやってます。

名前も言いたくない例のアレ ~言霊~

例のアレ、と言ってもいろいろあります。
強いて言うならば、アルファベットのFの次。
でもこれだと長いので、「甲」と言っておきます。
(二重の意味で甲かも知れない。カブトムシは平気なのにね。)

噂をすれば影がさす、なんて言いますが、よく言ったもので。
言わないのに限る。

漠然と、言霊【コトダマ】を…言ってしまうと…。
…言葉の持つチカラを感じているため、
なるべく不吉なこと、悪いことが起きそうなこと…は言わないようにしている。

特に理由はないし、かなり突拍子もないこともある。
ただ、悪いコトは(自身がネガティブなためか)容易く想像できてしまう。
そういうのは想像だけに留めておくのである。
口に出したところで誰も得をしないのだから。


さて。例のアレ…甲、ですが、名前を出すとホントに出そうな気がしてしまうのです。
別に呼ぶ気もないんですが。
そりゃ、世の中のいろいろな所に、甲は潜んでいるのだから、
たまたま出てくることもあるでしょう。
部屋を掃除していなかったら、そら出てくるでしょう。

でも、日常で頻繁にかの名を呼びまくるのは、どうも避けたい。
なるべくなら名前を耳にしないのがいいでしょうし。
そもそも、あの名前を口にする、ということは、
きゃつが現れたから、だとか、現れそうだから、とか。
そういう状況でしょう。

ということは、全く無縁ならば名前を口にする必要がないし、耳にすることも全くない、ということですね。
それが理想ですな!

第一、甲がこれほどまで恐怖の対象になっているのも不思議な話なのである。
生物…の目線で見れば、我々人間の方が遥かに大きく、強い。
甲からすれば人類は天敵なのである。
どう考えても。

トンデモ説ではありますが。我々のご先祖様…の天敵が甲だったから、というのは、
妙に説得力がある。
誰が言い出したかは知らないが、唸ってしまう。うむぅ。

どれだけ昔の話か想像もつかないが、甲は、かなり昔から地球上にいるらしい。
ドラえもんでも、言ってたね。

しかも、遥か昔、虫たちはサイズもデカかったたしい。
トンボでいうと、メガネウラとか。
…ちなみにこのメガネウラ、日本語では○○○○トンボと言うらしい。
何たることだ。

何にせよ、この日常で、こやつらの姿を目にした暁には、人々は叫び、逃げ出す。
そら人によっては平気だけれども。
この差は一体?
後天的な影響が大きいのかな。

文化圏によって、差は出てくるのか?
調べようと思ったけれども、言葉を入力するのも気が引ける。
アメリカやヨーロッパでも、忌避されるのかな~とか、
アフリカや東南アジアでは、大丈夫そうだな~なんて、思ったが、調べるのは控えます。
それぐらい、イヤなのである。

まあ、あとは文明の近代化につれて?
古い時代だったら、たかだか甲が一匹いたところで、屁でもないでしょう。
その辺にいろんな虫・獣がぎょうさんいたでしょうし。
よっぽど、あやかしの類の方が怖い。
何なら盗賊とかも怖い。

ハッキリしているモノより、わけのわからんモノの方が怖い。
まあ、今の時代、人間が一番怖いですけどね。

 

ところで語源としては、御器+被る(かぶる・かじる)。
もともと「○○か○○」だったのが、誤植で「○○○○」になった。
※伏字はわざとです。察して!

「か」が抜けたことで、5文字から4文字になりましたが、
何かイヤな感じ。モンスター感が増したというか。
「か」があったうちは、何か柔らかい感じがあったのに、
一気にスピード感が出るというか…迫りくる何かがあるというか…
うーむ、兎に角、イヤな感じ。

ももんがあ、が、ももんが、になったのとはワケが違う。
ももんがあ。
*ちなみに、「ももんがあ」ってのは、そういう名前の妖怪・獣のことです。
悪口・脅し文句としても使っていたらしい。
今ではモモンガにそんなイメージないけどね。

さて。平安時代、アレがどんな扱いだったかは知らないですけど、やっぱり当時の人々もいい思いはしなかったんじゃないですかね。
文献とかに書かれてそうですが、敢えて調べません。

古い人は、虫とか抵抗なさそうですけどね。どうでしょ。
今でも、ジジババは躊躇なく害虫、ネズミ、エトセトラ、ヌッ殺しますもんね。
こちとら、ちょっとデカい蠅ですら、叩き潰すの躊躇するのに。

第一、なぜ嫌いなのに書いたのか?
…きゃつの持つ、魔力ですなあ。
文字にも残したくない、音にも出したくない。
これぞ、コトダマジック。


ちなみに…アイツの季語は夏
もう、夏が近づいてきてますねえ。
イイ感じにオチを付けたとさ。