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ツネ語ログ

ツネザワシ(Tsunezawashi )です!漢字教育士をやってます。

魔女の秘密を探りに パート2 ~『魔女の秘密展』へ~

魔術・呪術 展示

パート1の続きです。

☆処刑用車輪 Execution wheel

でかい車輪がありまして。
どうやら、コイツに罪人・被告人を括りつけて…手足を全てブチ折り、ブチ殺す…ようです。
「車輪刑」というそうです。

でもいまいちイメージが湧かないのですよね。車輪のどのへんに、どんな感じで括りつけるのか、と。
さすがに会場にもそこまでの参考画像はなかったので。
そら、簡単にスプラッタの出来上がり~ってなっちゃいますし。

文字だけで判断するならば…

『被告人の手足はすべて折られ、傷だらけの身体が車輪に縛りつけられ、折られた手足はスポークにくくりつけられました。』

ということなので、手足はポークに縛りつけて、身体は若干ブラーンとなる感じなんですかね。
スポークと並行に体全体を縛ってたら、ただ回るだけですもんね。
手足を轢きつつ、胴体を引きずって、イイ感じにバキバキと。

でもそれだと、「傷だらけの身体が車輪に縛りつけられ~」ってとこと合わないので、
もしかしたら、先に手足だけ折ってしまうのかも知れないですね。
てかそんな感じもしますね。
一度ですべてをやってしまう訳ではない、と。

中国の「車裂き」よりかは良心的な気がします。気のせいか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E8%A3%82%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%88%91

よく見たらウィキペディアに解説が!

 

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他にも妙にポップな彩色の焼き物や、現代マンガチックなイラスト、海洋堂もビックリのフィギュア、アジア人顔の鉄製マスク…
などなど、割と突っ込みどころ満載の展示がいろいろありましたよ。

魔女が芸術分野に使われていった、というのも納得で、
確かにアレコレ手を加えたくなるテーマなのかも知れないです。

魔女に民衆は敏感ですし、一種の流行りなんでしょうしね。
魔女をテーマに作品作っとけば、お偉い人から下々まで、見てくれるんでしょう。
実際、今時を経て我々が見てますから。

 

オモシロ系ネタ要素が入った作品、すご~く印象に残るんです。

コミックテイストというか…さ。
中央にオジサンが倒れていて、窓から魔女が「ケケケッ」て覗いてる構図は、
割と現代のマンガにありそうな感じ。時代先取りし過ぎでしょ。

魔女という社会の敵を扱ってる割には、絶対この作者嬉々として描いてるよな~と思う。当時は、こういうのが「恐ろしい」って思われたんでしょうか。

結局魔女ってのはキリスト教の敵、って扱いで。
悪魔のパワーを使うから、ってことで。

歴史の闇を感じちゃいますね。
キリスト教圏内を離れると、それこそトルコ~とかの東側は魔女狩りがなかったようです。東欧はちょこっとあったみたい。

それが今では、人々の娯楽というか、ポップカルチャーの題材に。

拷問とか処刑された人たちってのは、無実の罪で疑われた、ってパターン。
密告されてとか、巻き添え受けてとか、怪しいことしてたとか。
まあ、人知を超えたコト・都合の悪いコトを何でも魔女のせいにできちゃう、とんでもない時代です。
これが300年?くらい続くってのが…

まあ現代でも、途上国なんかでは魔女狩りが起きてるらしいです。
アフリカ、東南アジアは闇が深そう。

 

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参考・引用
『魔女の秘密展 公式図録』
監修:西村佑子
発行:中日新聞社・東映